四十の手習い

 ウィンドウズ95フィーバーも覚めやらぬ今、テレビ、新聞、雑誌では、まさにインターネットの話題で持ち切り状態。
民報にも(2月21日)1面トップで、”インターネットへの窓口””地元アクセスOK”と大見出しで載っていたのに、思わず目が行ってしまいました。 地元、苫小牧でいよいよインターネット接続サービスが4月1日から開始されるとのこと。これまでインターネットを利用するために、札幌までの通話料金を負担していた皆さんにが、市内通話料金でインターネットに接続できるのですから「コリャースゲー!」と思わず叫んでしまった方もきっといらしたことでしょうね?
   話しはさかのぼるのですが、先日の、農村女性フェスティバルにおいても、農業経営について、発表された方のほとんどがパソコンを利用し、簿記記帳や経営分析などに役立ているとの事。
 「農家にもパソコンが急激に普及してきたんだなぁ」という思いを強くした私。 そういう我が家にもすでにパソコンは3台、経営に活用するはずが、今ではパソコンいじりそのものが趣味になってしまった主人に、もっぱらゲーム専門の子供たち。
 家計簿とワープロ日記に悪戦苦闘中の私はと言えば今も、時々画面が消えてしまい、パニック状態。 今や世の中インターネット時代。40の手習の私としては、ますます難しくなっていくのではと、不安がいっぱい。今は、パソコン通信だ、作業日誌だと事もなげに使っている主人を横目で見つつ、いつかは同じレベルまでいってやろうじゃない。(いけるかな?)と、とにかく出来ることから始めようと毎日パソコンに向かう今日この頃。


苫小牧民報 1996年(平成8年)3月2日(土曜日)掲載


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